定期メンテナンスとは?

皆さんはピアノの寿命は、
どれくらいだと
思いますか?

殆どのピアノは、
100年以上の長い間
お使いいただけます。


では、お客様の大切なピアノを長持ちさせる
秘訣をお話いたしましょう!

ピアノは、定期的に質の良いメンテナンスを
行うことによって、良い音を奏で、
弾きやすいタッチで、末永くお使い
いただくことが可能です。

ピアノのメンテナンス

調律

Tuning

すべての音が適切な音程になるように、約230本あるチューニングピンを調節します。1本の弦につき張力は約75~90kgあり、その総張力は約20tにもなります。強い力で張られているため、 弾いていなくても、時間が経つにつれ弦がだんだん伸びて音程が乱れてきます。
ピアノは自然素材でできている部分が殆どのため、季節による温度/湿度の変化により膨張収縮をくりかえします。美しく正確な音を保つには、定期的な調律は欠かせません。
* 香港のような亜熱帯の気候では、年に3回の調律が必要です。

整調

Action

鍵盤からの動きを正確に音に伝える機構アクションの調整で、ピアノの弾き心地が決まります。88鍵あるアクションの機能が同じように動くように調整していきます。

整音

Filing

すべての音が、バランスよく同じ質感で出るように音色を整えます。その楽器がより豊かに歌うように音色を決める、繊細で大切な調整です。

整備・お部屋の管理

内部の分解掃除も大切です。特に湿度の高い香港では鍵盤内部のピンに錆が発生していることも多く、これらを除去することによって、摩擦が減りスムーズなタッチが戻ります。
ピアノは涼しくてわりと乾燥している環境が大好きです。殆どのピアノメーカーでは、お部屋の湿度を40~60%が理想としています。

Cleaning

* 毎日の湿度が80%以上ある香港ですが、お部屋の湿度はできる限り68%以下に抑えるようにしましょう。

これらは、そのピアノが持っている本来の音の輝きを保つのに
欠かせないケアです。

Karin
my tools

修理(リペア)

長年使われてきたピアノは、タッチが重くなってしまったり、音色に艶がなくなってしまうことが多く見られます。ピアノに使われている殆どの部品は、木材やフェルトなど自然素材でできているため、使う頻度、ピアノの置かれている環境、経年変化によって磨耗消耗してしまいます。

Rusted Tuning Pins

消耗部品は交換して、アクションや鍵盤は調整をすると、タッチ、音の出かたも戻ります。 湿度の高い環境では、金属部分に錆が発生していることも多く、センターピンや鍵盤バランスピンの交換等の修理が必要になったりします。部分的なフェルトの張替え、部品交換などの小さなものは、ピアノの一部分を引き取らせていただき、持ち帰り修理することで改善できます。

Hammer
Key Bushing Cloth

また、経過年数がたったピアノは、部分的な修理に留まらず、ピアノ全体のバランスを整えながらの修理修復が必要になります。


Balance Pins
Karin
Pianos

オーバーホール

Music Wires

年数の経った思い出のあるピアノを、末永くお使いいただくために、主要な部品の交換、修理修復をして、ピアノをよみがえらせます。

オーバーホールでは、お客様のピアノを本体ごと2~3ヶ月ほど修理工房でお預かりして、内部の部品交換、弦の張替え、弦圧調整や、響板修理などが施され、年月を経た木材の特徴を生かし、暖かい心のある音色へと、バランスよく整えられます。

Music Wires
Hammers
Sound Board

使用頻度によって異なりますが、だいたいの目安としては、25~30年以上たったものは、ハンマーの交換や、弦の張替えなどの修理が必要になってきます。

修理、オーバーホールをすることによって
たくさんの思い出が詰まったピアノに
もう一度、生命を吹き込むことができます。

おばあさんの代からの思い出のピアノや、
自分が子供の頃に弾いていたピアノを、今度は自分の子供に
弾いてもらいたいと思いませんか?
思い入れのある楽器を、よみがえらせては如何でしょうか。